妊婦の生魚はダメ?寿司や刺身は食べてもいいの!?
妊娠中、やっぱりお寿司やお刺身は我慢だよねぇ??と、ちょっとせつない(?)思いをしている妊婦さんもいらっしゃることと思います。
とっても大好きなのに、本当に食べてはいけないのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
妊婦さんが生魚がダメなわけ
妊婦が寿司や刺身などの生魚を食べることをダメといわれる一番の理由は、水銀過剰摂取による胎児への影響です。
厚生労働省によると、過剰摂取された水銀を胎児が取り込むと、産まれてから音を聞いた時の反応が1/1000秒以下のレベルで遅れる可能性があるとのことです。
しかしこれは日常生活に支障はまずありません。
研究者によっては過剰摂取した水銀が胎児の脳に影響を与えるという説、IQが低下するという説などが唱えられていますが、これは音の反応の遅れが心配される際の過剰摂取量をはるかに超えた、相当量の水銀を胎児が取り込んでしまった際の可能性と考えられるので、通常の食事においては警戒しすぎる必要はないと思われます。
妊婦さんがお寿司や刺身を食べる時の注意点
妊娠中は妊娠前とは違い、胎児の発達への影響を考えて食事内容にいくつか気をつける点があります。
それが簡潔にまとめてある動画がありますのでご紹介しますね。
妊娠中の食事に注意したい12のこと
↑↑の動画から、今回のテーマである生魚についての項目を書き出しますのでご確認ください。
4、マグロ、赤魚の摂取
毎日毎日、妊娠中すしばかり食べるのはよくありませんが、たま~に食べる程度なら神経質にならなくても大丈夫です。ただ、夏や梅雨時期は、食中毒の問題もあるので避けた方が良いです。
また、鮭やマグロなどの大型魚には、水銀量が多く含まれているので妊娠中の妊婦が好んで多く食べるのはやめましょう。極端に毎日食べるのではなく、たま~に食べる程度で。
魚の中には高レベルの水銀を含むものがあり、赤ちゃんの成長を妨げます。カジキやサメ、ツナなどを食べる時は週に1回までにしましょう。
(5~6略)
7、生ものの摂取
通常では影響のない量のものでも、妊娠中は免疫力が低下するので下痢による腹痛などで子宮が収縮し、流産や切迫早産につながる危険性があります。触るだけでも注意
たとえ食べなくても、調理する段階で触っていれば、手洗いを徹底しましょう。
とにかく赤ちゃんのために、加熱殺菌された新鮮な食材を選び、冷蔵庫を過信せず、食べる前に十分に火を通しましょう。
(引用:動画「妊娠中の食事に注意したい12のこと」より)
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注意するべきネタ
妊娠中は水銀を含む魚を食べることは控えましょう。
具体的な例としては下記の魚です。
- メバチマグロ
- 本マグロ
- メカジキ
- 金目鯛
- キダイ
- マカジキ
- ミナミマグロ(インドマグロ)
特に注意のいらないもの
先に挙げたものとは逆に、妊娠中に食べても問題ない魚もあります。
代表的なものは以下の通りです。
- キハダ
- ビンナガ
- メジマグロ
- 鮭
- アジ
- サバ
- カツオ
- イワシ
- サンマ
- タイ
- ブリ
あまり神経質になる必要はありませんが、上記の水銀を含まないネタを中心にお寿司やお刺身を楽しむようにすると安心ですね。
まとめ
妊娠中は大好きなお寿司やお刺身を食べるのにも制約があり、ちょっと寂しい思いをすることもあるかもしれません。
ただし、水銀の影響は「過剰に摂取した場合」なので、妊娠中も時々はマグロなどを楽しんで大丈夫ですよ。
ストレスをためずに笑顔でマタニティライフを過ごしてくださいね!
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