赤ちゃんが発疹で熱がなしかあるかで症状判断ができる?
赤ちゃんの肌に突然ブツブツと発疹ができたら、心配になりますよね。「どうしよう・・・」と不安になります。そこで、落ち着いて対応ができるように発疹についてまとめてみました。
引用:http://kimbum-vega.com/baby/post-1014
赤ちゃんの発疹の症状
発疹の症状には薄いピンクや鮮明な赤色などがあります。顔、頭、胸、お腹、背中などにできることが多いです。原因によっては、最初は少しできて、あとで全身に広がるという場合もあります。
発疹の原因とは?
代謝が活発なためにできる発疹がほとんどです。この場合は発熱は見られません。
その一方で、発熱を伴う発疹もあります。この場合は病気が原因です。よく知られた病気では麻しんや水ぼうそうなどがあります。
発疹で熱はない場合、ある場合の病気
熱がない場合
- 乳児湿疹・脂漏性湿疹
発疹の大部分はこれに当てはまります。
皮脂と汗の分泌が盛んなために毛穴がつまってできます。にきびのようなもので、顔、頭、胸、お腹にできやすいです。 - あせも
赤ちゃんは大人よりもあせもが出来やすくなっています。原因は汗や皮脂で汗腺がつまるためです。
頭、首、背中、脇、お尻、手足のくびれなどにできます。
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熱がある場合
- はしか 麻しん
初めの症状は37~38℃以上の発熱や咳、鼻水、くしゃみなど、風邪に似ていますが、口の中に白いブツブツができることが特徴です。また白目の充血も見られます。
一度熱が下がった後、再び高熱が出て赤い発疹が現れ、少しずつ全身に広がっていきます。 - 風疹
37℃くらいの発熱とともに薄い赤色の小さな発疹が顔や耳の後ろにできて、徐々に全身に広がります。初め首や耳の後ろにあるリンパ節が腫れ、その数日後に熱が出ます。 - 水ぼうそう
熱が出て頭、背中、胸に赤くて小さな発疹ができます。
最初は虫さされに似ていますが、半日から2日の間に全身に広がり、口の中や肛門、陰部付近まで発疹が出ます。ひどいかゆみをともないます。 - 手足口病
手のひら、足の甲や裏、口の中などに赤い小さな水疱のような発疹がでます。手足に出来た発疹にはかゆみも痛みもありませんが、口の中は口内炎のようになり、物を飲んだり食べたりするときに痛くて、しみます。
これらの他にも「突発性発疹」があります。
それについては動画でご覧ください。
子育てワンポイント「突発性発疹について」子育て応援団 団長みかりん
治療方法、治療期間
熱がない場合は自宅で様子をみます。
「乳児湿疹・脂漏性湿疹」も「あせも」も、皮膚を清潔にしておくことが大切ですので、汗をかいたらシャワーで洗い流しましょう。
これに対し、熱がある場合は必ず病院で診てもらいましょう。
治療方法と期間は次のとおりです。
- はしか・麻しん
麻しんウイルスの薬はなく、解熱剤、抗生物質などで症状を緩和します。7~10日で症状は治まります。 - 風疹
風疹ウイルスの薬もなく、熱が高い場合は解熱剤を使います。比較的症状が軽いので安静にしていれば一週間くらいで治ります。 - 水ぼうそう
特に治療しなくても自然に治りますが、抗生物質や抗ウィルス剤を処方されることもあります。一週間くらいで治ります。 - 手足口病
特別な治療法はありません。高熱が出ることもないので、安静にしておけば3日くらいで治ります。
引用:http://www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_5693.html
まとめ
発疹の知識があれば、突然わが子の肌にブツブツができても慌てず対応できますね。
でも発疹の種類は分かりにくいので、軽いものでも病院で診てもらったほうがいいかもしれません。適切な治療で早く治してあげたいですから。
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