引用：http://www.irasutoya.com/2015/08/blog-post_919.html

幼稚園や保育園ではお友達との楽しい生活が始まります。仲良しの友達といろんなことをして遊んで、毎日楽しく過ごすことが出来るでしょう。

しかし集団生活が始まると病気が感染することもあります。例えばある日突然、「子供の手足にブツブツができてる！」などと驚くことも。

今回は感染症の一つである「手足口病」について見てみたいと思います。

 

手足口病になったらどうすれば？

手足口病の潜伏期間は3～5日です。その後、手のひらや足の甲、裏などに2～3ミリの水疱性の発疹ができます。

ときにはお尻やひじ、ひざに現れることもあります。高熱が出ることはほとんどなく、症状は一般的に軽症です。特に夏に流行しますが、一年を通して発生します。

特別な治療法はありません。
そのときの症状に応じた治療が行われます。

 

手足の発疹は多くの場合、痛みやかゆみはありませんが、口にできた水疱は、しみて食事がしにくくなりますので、薄味にしたり、柔らかくしたりしてしみないように工夫してあげましょう。
その他、十分な水分補給が大切です。

手足口病は軽症とはいっても、まれに重症化することもあるため、やはり一度は病院で診てもらうようにしましょう。

そして他の人にうつすといけませんから、学校や園は休ませましょう。

 

薬はどんなものを使えばいいのでしょうか？

基本的には経過観察をしながら自然に治るのを待ちます。しかし発疹のかゆみが強いときには抗ヒスタミン薬を使ったり、熱があるときは解熱剤を使ったりと、そのときの症状に合わせた薬を使います。

いずれにしても自己判断せずに、病院の先生に出してもらった薬を使いましょう。

 

こちらにわかりやすい動画があります。

子どもの病気　手足口病

 

市販のものは悪化する！？

手足にできた発疹には痛みもかゆみもない場合も多いですが、特に困るのが口の中にできた水疱です。できるだけならいいのですが、食べたり飲んだりするときに痛かったり、しみたりして、小さい子は泣くこともあります。

口の中の水疱にも特効薬はありませんので、病院で症状を緩和するための薬をもらってつけてあげましょう。

市販のものを使うと悪化するということはありませんが、口の中は薬が塗りにくかったりしますので、やはり病院で、お薬のつけかたも含めて指導を受けたほうが良いと思われます。

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漢方という手も

漢方薬の中には手足口病の症状を緩和するというものもあります。漢方薬は必ずしも医学的な根拠があるわけではありませんが、昔から使われてきたものということで注目されています。

使用の際には医師、薬剤師に相談することをおすすめします。

引用：http://www.wanpug.com/illust224.html

 

まとめ

子供の感染症にはいろいろありますが、手足口病もその一つなのですね。子供の手足に突然発疹ができたら戸惑いますが、手足口病の場合は、そんなに慌てることはないようです。

でも重症化することもあるとのことですから、軽症とはいえ、病院の先生に診てもらうようにしましょう。

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