子供が嘔吐したのはインフルエンザ予防接種が原因?

「インフルエンザは怖いので、子供に予防接種をさせておかなければ」と思う親御さんも多いことでしょう。予防接種をしておくと感染したとしても重症化しないといわれますので、一応安心です。

でも痛い思いをさせなければならないというのが、少し可哀想な気もします。
それに「もし副作用がおこったらどうしよう」という思いもあります。

 

今回は予防接種の副作用などについて見てみたいと思います。

インフルエンザ

引用:http://trend-trend.com/archives/1640.html

 

インフルエンザ予防接種で可能性のある副作用

インフルエンザ予防接種で多い副作用は、注射した部分が赤く腫れることです。
その他には発熱や頭痛、全身の倦怠感、嘔吐などがあります。

一般的に10~20パーセントの人に副作用が出るといわれます。
ほとんどの副作用は3日ほどで収まりますので心配はいりません。

 

しかしごくまれですが、重症化する副作用もあります。
下記のような症状が出たらすぐに受診しましょう。

  • 腫れる範囲が異常に広い(肘や肩を越えて広がる)
  • 手足に力が入らなくなる。
  • 呼吸が苦しくなる。
  • じんましんが出る。
  • 激しい嘔吐や吐き気がある。

インフルエンザ予防接種と嘔吐の関係

予防接種は、インフルエンザウィルスの毒性を弱めたワクチンを接種して体内に抗体を作るものです。これによりインフルエンザにかからない、あるいはかかったとしても軽症で済むようになります。

 

現在のワクチンは安全性が高いものですので、副作用については特に心配はいりません。副作用の一つとして嘔吐の症状が現れる人もいますが、軽い程度なら大丈夫です。

インフルエンザ予防接種についての動画です。2015年からワクチンの内容が変更になっているそうです。

岐阜市の内科医がインフルエンザ予防接種を解説

 

嘔吐の原因

予防接種はインフルエンザのウィルスを注入して、免疫力を高めるというものです。少量とはいえインフルエンザのウィルスを注入するわけですから、まれではありますが、かえって体調が悪くなることもあります。

ウィルスに対する拒否反応を示す人もあり、その症状の一つとして嘔吐があります。ほとんどは軽い嘔吐で収まるのですが、症状が激しかったり長引く場合には病院で診てもらう必要があります。

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嘔吐してしまった場合の治療方法・注意点

嘔吐が激しい場合には受診して医師の指示に従います。
軽い場合は家庭で様子を見ておきます。嘔吐のときは、特に子供には脱水症状が起こりやすいのでスポーツドリンクなどを飲ませるようにしましょう。

嘔吐物の処理をする人は、嘔吐物がつかないように必ず手袋をはめて行います。
嘔吐物がついた床はペーパータオルやティッシュでしっかりふき取ります。

汚物処理

引用:http://shop.saraya.com/pro/item/65126/

上記のような処理キットを家に常備しておくと、いざというとき役立ちます。
価格は800円くらいです。

インフルエンザ

引用:http://hukumusume.com/my_baby/sick/gazou/sick_gazou/AC_23ILAF37.jpg

 

まとめ

どんな注射でも「副作用が出ませんように」と思いますが、インフルエンザの予防接種も例外ではありませんよね。

現在の予防接種は安全だということですから、そんなに心配はいらないですが、子供の接種後はしばらく様子を見てあげることが大切ですね。

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