子供の花粉症の原因と安心できる薬の選び方

花粉症の季節になると目がかゆくなったり鼻水が止まらなかったりなど、辛い思いをする人も多いのではないでしょうか。
最近は子供にも花粉症が増えているそうです。

子供の花粉症はどんな症状なのか、何か防ぐ方法はあるのか・・・見ていきたいと思います。

子供も花粉症になる?!なり易い年齢は?

花粉症

花粉症に悩まされる子供の年齢を見てみるとだいたい7歳くらいで発症する子が多いようですが、それより前に発症する子もいます。

小さい子はどんな症状なのか具体的に伝えることが難しいので、回りの大人が注意してみてあげなければなりません。またスギ花粉症は花粉が飛散する時期と風邪やインフルエンザが流行る時期が重なることもあり、判断がつきにくいといわれます。

1月下旬から4月ごろに熱はないのに鼻水やくしゃみの症状が続き、目のかゆみがある場合は花粉症かもしれませんので、早めに耳鼻科で診てもらいましょう。
なお子供の花粉症の特徴としては鼻づまりが多いということがあげられます。

受診するときには、どのような時期や天気のときに、どのような症状が出るのかを明確に説明することが大切です。

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子供の花粉症の原因・対象方法

親が花粉症だと、体質が似ているため子供も花粉症になることがあります。
また花粉が飛ぶ季節に外で遊んでいて突然花粉症になったという子もいます。

以前に比べ花粉症になる子供が増えているのは、大気汚染など周りの環境の変化も原因の一つだと考えられています。

花粉症を予防するためには次の方法があります。

 

  • 外出時はマスクや花粉用のメガネをつける
  • 花粉が付きにくい服を着る
  • 外から帰ったら衣服の花粉をよく払い、手洗い・うがいをする
  • 日ごろから免疫力を高めるために体力をつける
  • 衣類は外に干さない
  • 布団も外に干さず、乾燥機を使う
  • 室内では空気清浄機を使う

 

マスクも正しくつけないと効果が期待できないようです。
この動画では正しいマスクのつけ方が説明されています。

花粉症を防ぐ! 正しいマスクの付け方を教えます【精神科医・樺沢紫苑】

子供でも安全な薬の選び方

初期に飲む薬には第2世代抗ヒスタミン薬があります。

これは1983年以降に開発された薬でそれ以前の第1世代抗ヒスタミン薬よりも副作用が出にくくなっています。しかし効果が現れるまでには数日かかりますので、花粉が飛び散る一週間くらい前から飲み始める必要があります。

症状がある場合はどうしても薬で抑えることが中心になりますが「もっと安全な薬を選びたい」ということから漢方薬を使う人もいます。
また最近は花粉症に効くとされるサプリメントも発売されています。

漢方薬もサプリメントも医師や薬剤師に相談して使うようにしましょう。

副作用やその他心配事Q&A

Q:子供に薬を飲ませると副作用が心配です。できるだけ飲ませないようにするにはどうしたらいいでしょうか?

A:アレルゲンが体内に入ることを予め防ぐようにすると、症状は出ずに薬を飲ませる必要はありません。外では花粉用のメガネ、マスクを着用するとある程度予防できます。また日ごろから体力をつけておくと花粉症になりにくいと言われます。

Q:花粉症に強くなる食事にはどういうものがありますか?

A:和食中心のメニューが良いとされます。加工食品を控えて魚や野菜を多く摂ることがポイントです。特に根菜類や緑黄色野菜、発酵食品(ヨーグルト、味噌、納豆など)が効果があるといわれます。

まとめ

花粉症は辛いですから、子供は花粉症とは無縁であって欲しいですよね。
日ごろから食事の管理や体力作りをして、花粉の季節を親子で乗り切りましょう!

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