新生児がミルクを吐く原因は?ミルクの作り方と対処方法とは!

赤ちゃんが突然、しかも何度もミルクを吐き戻す!
「吐く」ことは初めて子育てするママを慌てさせますよね。

なぜミルクを吐き戻してしまうのか、原因を考えてみましょう。

新生児のミルク吐き戻しの原因

健康な状態の赤ちゃんがミルクを吐き戻してしまう原因として多いのは、ミルクの飲み過ぎと授乳の際に取り込んだ空気をげっぷとしてうまく出せなかったことです。

新生児を上手にげっぷさせる方法

  1. お母さんは、ソファに少し浅めに座ります。
    背もたれとの隙間で、体の角度を調整します。
    赤ちゃんのげっぷの出やすい角度を探しましょう。

     

  2. 新生児を肩にもたれ掛らせるように、縦抱きにします。
    げっぷと一緒にミルクがこぼれる事もあるので、肩にタオルを乗せておくといいでしょう。

     

  3. 新生児の胸が、お母さんの肩に乗るまで、ぐっと押し上げます。
    この時、赤ちゃんを横向きにして、口や鼻がふさがらないようにします。背中がちょっと丸くなるくらいがベスト

     

  4. 背中を胃の辺りから首の後ろまでをさすります。
    必ず下から上へ。溜まった空気を押し上げていくイメージで。
    叩いても大丈夫ですが、体が緊張して余計にげっぷが出ない事もあります。

     

  5. 時間は5分。
    お母さんも赤ちゃんも疲れてしまうので、やり過ぎは禁物です。
    (引用:ママワザbookより)

ただし、新生児の胃は成人とは違い、胃がまっすぐな形で入口も閉まっていないため逆流しやすい状態にあり、げっぷをさせても吐き戻してしまうことも多いものです。

よくある吐き戻しの様子を写した動画がありましたので観てみましょう。

生後2カ月 赤ちゃん 吐き戻し(いつ乳) 毎回大量 にミルクを吐く

赤ちゃんが吐き戻すのは身体構造的にも仕方のないことです。
無理せず、その後の対処をしっかりしてあげましょう。

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吐いてしまった時の対処方法

赤ちゃんがミルクを吐き戻してしまったら、まずは口の中にミルクが残っていないかチェックします。

残っていたらガーゼ等で吸い取ってあげましょう。
口の中に残ったままでは苦しく不快です。

そして吐き戻したミルクのかかった顔や首回りなどを湿らせたガーゼ等で優しく拭きます。それから汚れたシーツや洋服なども交換し、清潔にしましょう。

ミルク

 

適切なミルクの量、水にもこだわりが?

ミルクの量が多すぎることも吐き戻しの原因となります。

ミルク缶に記載されている目安量を参考にしますが、個人差があるのであまりしばられすぎないようにしましょう。

小食の赤ちゃんに、一度にたくさんのミルクを飲ませすぎると吐き戻しにつながります。また、ミルクそのものが赤ちゃんの内臓に負担をかけないよう、ミルクを作る際の水にも気をつける点があります。

ミルクには必ず軟水を使用します。

海外製のミネラルウォーターに多い硬水はミネラル濃度が高く、内臓機能が未熟な乳児には負担が大きいので避けましょう。

日本の水道水もしくは軟水のミネラルウォーターを必ず一度煮沸させてからミルクを作ります。

粉ミルク

 

吐いた時の注意点

注意点

吐いた後にいつもと特に変わった様子がなければまず大丈夫です。

しかし、勢いよくミルクを吐いていたり(例:幽門狭窄症)、吐いた後も機嫌が悪く、お腹が張ったりして苦しそうな様子の場合(例:胃軸捻転症)は、病気にかかっていることも考えられるので医療機関を受診して相談してください。

 

まとめ

赤ちゃんの吐き戻しが多いのは新生児期~生後3ヵ月頃まで、その後は身体も発達してきて落ち着いてきます。機嫌がよく、体重も増えていれば大丈夫です!

だんだんと吐かなくなってきますので、対処をしっかりして成長を見守ってあげましょう。

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