離乳食の中期・後期の進め方は?オススメのレシピや作り方紹介!
離乳食が始まってしばらくたって、赤ちゃんも「食べる」ということに少しずつ慣れてきた頃ですね。
離乳に向けて、無理なくステップアップしていきましょう。
初期から中期・後期への食の進め方
(公益社団法人 日本栄養士会より)
離乳食の初期から中期に移行する目安は以下の通りです。
- おおよそ7か月頃、スプーンにも慣れてきて、なめらかにすりつぶしたおかゆ・野菜・白身魚・豆腐等を、口を閉じてゴクンと飲みこむことができる。
- 1回の食事でトータル10さじくらい食べられるようになった。
- 離乳食1日2回、機嫌よく、喜んで食べられる。
さらに中期から後期に移行する目安は以下の通りです。
- 食べる量が子ども用茶碗1杯くらいになった。
- 歯茎でお豆腐や軟らかく茹でた野菜、うどんなど軟らかいものをつぶして食べることができるようになった。
赤ちゃんの様子をしっかり観察し、その子にとっての適切なタイミングでステップアップしていってあげたいですね。
食べ物の種類は?(中期・後期分けて)
<中期>
中期には初期の頃より使える食材が増え、いろいろなメニューが楽しめるようになってきます。
新たに使えるようになる食材で主なものは下記の通りです。
- マカロニ
- 全卵
- 絹ごし豆腐
- はんぺん
- 魚
- 納豆
- レバー
- 海藻
アレルギーのある場合は医師と相談しながら慎重に進めてください。
もちろんこれらの食材は必ず完全に火を通してから与えてください。
レバーは水や牛乳につけてよく血抜きをして、臭みを取り除いてから軟らかく茹でます。
魚は茹でるだけではなく、薄く味付けをした煮魚、焼き魚も食べられます。
納豆は熱湯をかけてネバネバを取り、その後細かく刻んでから汁物やおかゆの具材等に利用します。
焼き海苔やわかめ等の海藻はとろとろに煮て与えます。
<後期>
後期に入ると使える食材がかなり増えます。
ハムやソーセージ、ウインナーも食べられるようになりますが、これらは塩分が多く含まれているので、利用する際は通常より味付けを薄めにするなどしましょう。
魚類は生ものでなければほぼ全てが使え、煮魚だけではなく焼き魚や揚げ魚、ムニエルなども食べられます。ただし、イカやタコはまだ難しいようです。
肉はひき肉なら鶏肉・牛肉・豚肉を使うことができます。
野菜は加熱して軟らかくなるものならば全て使えます。
また、ゴマ和え、ピーナッツ和えも食べられます。
アレルギーの有無に注意しながら、いろいろな食材に挑戦させてあげましょう。
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調理方法・レシピ・つくり方
毎日頑張っているけれど、いつも同じようなメニューばかりというご家庭も少なくないのではないかと思います。
赤ちゃんが喜んでくれそうな、それぞれの時期におすすめのメニューをご紹介します。ぜひレパートリーに加えてみてください!
<中期>
離乳食レシピ-離乳中期 豆腐とにんじんの混ぜごはんの作り方
《材料》
ごはん・・・25g
にんじん・・・10g
絹ごし豆腐・・・10g
野菜スープ・・・1/2カップ
<後期>
離乳食レシピ-離乳後期 カミカミ期 野菜たっぷりキッシュの作り方
《材料》
カボチャ・・・20g
ブロッコリー・・・10g
赤ピーマン・・・5g
レバー入りBF・・・2袋
溶けるチーズ・・・1/4枚
とき卵・・・10g
まとめ
離乳食も1日3回となると準備も大変ですよね。
しかも1日の栄養の大半を離乳食から摂ることになるため、味付けや硬さ、大きさ等の食べやすさに加え、これからは栄養のバランスも気になるところです。
そこを考慮しつつ、まずは楽しい雰囲気で食事をさせて、毎日元気に遊ぶエネルギーを支えてあげましょう!
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タグ:離乳食