離乳食初期はどんなものがいい?にんじんとさつまいもの簡単レシピ!
生後5か月ごろ、日に日に表情豊かになり、動きも力強くなってきた赤ちゃんたち。お座りも少しずつ練習して、そろそろ離乳食?という頃ですね。
赤ちゃんの様子を見ながら、食べることの楽しさを伝えていきましょう!
初期の食べ物はどんなもの?
離乳食の初期は、唇を閉じて食べ物をゴックンと飲み込むことを練習をする時期です。飲み込みやすいよう、なめらかなペースト状にして与えます。
離乳食を始め、母乳やミルク以外の食べ物を初めて食べたことで便秘や下痢などになる赤ちゃんも多いです。
ウンチの状態なども確認しながら赤ちゃんのペースで進めましょう。
<初期から食べられる主な食材>
炭水化物
米、うどん、そうめん、食パン、じゃがいも、さつまいも
野菜、果物
にんじん、たまねぎ、大根、かぶ、ほうれん草、小松菜、白菜、キャベツ、かぼちゃ、ブロッコリー、カリフラワー、トマト、とうもろこし、りんご、桃、いちご、みかん、メロン、すいか、なし、バナナ
タンパク質
豆腐、麩、しらす干し、ちりめんじゃこ、ひらめ、かれい
食材の選び方、調理方法・レシピ・つくり方
離乳食に使用する野菜はできるだけ新鮮なものを選びましょう。
丁寧に洗って汚れや農薬等をしっかり落とします。
葉野菜は1枚1枚洗い、根菜は泥をしっかり落として厚めに皮をむき、ジャガイモの芽もいつもより大きめに取り除きます。
ごぼうやレンコン等、繊維の多い野菜については離乳食完了期に入ってから与えた方がよいでしょう。
ここで、離乳食初期にぴったりの、やさしい甘さのメニューをご紹介します。赤ちゃんたちの大好きなさつまいもとにんじん、ぜひ作ってみてください!
離乳食レシピ-離乳初期 さつまいもとにんじんのトロトロの作り方
<材料>
にんじん・・・10g
さつまいも・・・20g
なお、1歳になるまでは「はちみつ」の使用は厳禁です。
はちみつには「ボツリヌス菌」が混入しているケースがあり、それを1歳未満の赤ちゃんが口にすると「乳児ボツリヌス症」という病気になる危険があります。
<乳児ボツリヌス症>
- 潜伏期間は3~30日です。
- 便秘が3日以上続き、元気も無く、1日中眠りがちになります。
- 最悪の場合、死にいたる事すらあります。
また「刺身」も寄生虫等のリスクがあるので、離乳食では与えません。刺身はある程度抵抗力がついてくる3歳になってから与える方が安全でしょう。
「生卵」も同様です。卵はしっかり加熱して使用します。黄身を使用するのは月齢7~8か月の「中期」から、白身を使用するのは月齢8~9か月の「中期の後半」からです。
卵は特にアレルギーの多い食材なので、慎重にすすめます。
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まとめ
離乳食の初期は母乳やミルク以外の食べ物を食べることを知ること、スプーンなどの食器の感触に慣れるためのものなので、量については特に気にする必要はありません。
新鮮な食材を使い、愛情たっぷりのメニューで食卓を囲む喜びや楽しみを赤ちゃんに伝えていきましょう!
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タグ:離乳食