子供のADHD診断方法と原因・治療方法について
http://gnomon-watch.com/watch/kids-pair-watch-timex-riki/
ADHDという言葉を耳にした人は多いことだと思います。
また子供が小学校に入学してから「うちの子、もしかしてそうではないだろうか?」とちょっと不安になる親御さんもいるようです。
ADHDとは何が原因で、どういう症状が見られるのでしょうか。
そしてその治療法にはどんなものがあるのでしょうか。
今回はこのADHDついての情報をご紹介したいと思います。
ADHDとは?
ADHDというのはAttention Deficit Hyperactivity Disorderという英語の略で、日本語では「注意欠陥多動性障害」といいます。
これはどういう状況かというと、年齢や発達に釣り合わない注意力や衝動性、多動性が見られるなどの場合を指します。
子供のケースでは学業の習得に支障をきたす場合が多く見られます。
1997年に医学博士である司馬理英子さんが書いた『のび太・ジャイアン症候群 いじめっ子、いじめられっ子は同じ心の病が原因だった』で日本では広く知られるようになりました。
診断方法
注意力の欠落や衝動性、多動性というのは成長段階にある子供にはある程度見られる現象ですので、こういったことがすぐにADHDに結びつくわけではありません。
診断方法としては生活に支障をきたすなど、これらが顕著に見られるかどうかで判断されます。
詳しい診断方法はこちらをご覧ください。
http://adhd.abcc.asia/adhd/cause.html
#1 小児期「ADHDの正しい理解のために」
特徴・原因
具体的な特徴としてはは次の3点が挙げられます。
- 不注意――物事に集中できない。忘れ物が多い。
- 多動性――落ち着きがない。じっとしていられない。
- 衝動性――衝動的に行動する。順番を待つことができない。
例えば小学生の場合、授業中でもじっとしてることができず教室の中を歩き回るということがあります。
原因は脳の前頭葉に何らかの障害があるとされ、それにより自己コントロールができなくなっていると考えられていますが、現段階でははっきりとした原因はまだわかっていません。
しかしひとつ言えるのは「親のしつけのせいではない」ということです。
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治療法・薬について
治療法には行動療法と薬物療法があります。
- 行動療法
家庭では家族が子供の行動をコントロールするのを手助けします。学校では治療に適した環境を整えるなどしてもらいます。 - 薬物療法
専門の医師によって処方された薬を飲み、様子を見ながら治していきます。
実際は行動療法と薬物療法を相互に取り入れながら治療していくことが大切です。
http://happymiwa.blog108.fc2.com/blog-category-22.html
まとめ
子供の多くは落ち着きがなくじっとしていることができないものですので、そういったことがあってもすぐにADHDに結びつける必要はないようですね。
でも「うちの子、大丈夫かしら?」と不安に思う場合は、悩みを抱え込まずに早めに専門医に相談すると良いでしょう。
もしADHDだとしても現在はいろいろな治療法がありますから、ひどく心配する必要はありません。親が動揺すると子供は敏感に感じ取り神経質になってしまいますので、専門医の先生と相談しながらゆっくり治療していきましょう。
参考URL:http://adhd.abcc.asia/adhd/
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